Mission thief

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さて、ここからが俺の本領だ。 物陰を伝って動いていた俺はすでに闇に目は慣れていた。 かたや突然の暗転に慌てふためく奴らが明かりの空る場所にたどり着く前に、背後から奇襲をかける。 最初の手前二人は躱す暇もなく、脇腹への蹴りと振り向きざまの裏拳であっさり吹っ飛ぶ。 残りは襲われているのを察知したらしく抵抗をしてくるが、まとまりのない動きは仲間内の動きを狭めている。 それをいいことに俺は攻撃の手を緩めず、次々とのしていった。 数分も経てば、暴走族どもは全員俺の足元でくたばっていた。
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