Removal.Ⅱ-3

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ある日の朝。 「おはよ。今朝はお前達の担当か」 「おはよう、ヴェルテ。ね、悪いけどアズ呼んできてくれない?」 食堂に入るとキッチンでロッサとAがなにやら作っている。 ここで住むようになって、あれこれと決まり事を作った。 その一つが料理。 一応始めは皆で当番制にしたが、中に料理ができないやつが何名かいたことが発覚して、気がついたら料理好きなロッサとA、H、Cで当番を回している状態になっている。 俺? 俺はできなくはないが、食べれればいいという方なので、気がついたら外されていた。 他に掃除なども決めているが、長いので割愛しておく。 ちなみにこういうのを決めたのはロッサだからな。 まあ、こういう生活を望んだ本人だから好きにさせておく。 楽しそうだしな。
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