Removal.Ⅱ-3

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「誰だ」 「あー俺。飯だから早く降りてこいだと」 ノックをすればすかさず返事が返ってきた。 それで起きていることを確認した俺は用件を伝える。 あ、でもそれじゃ部屋を見れないな。よしここはひとつ。 ドアの前で待っていた俺はそんなことを思いついて、ドアを開ける。 「っ、なに勝手に開けてるんだ!馬鹿」 「ぉあ、悪りぃ。ってすげーな」 開ければ着替え途中のアーズリーが驚いた表情で突っ立っている。 がすぐに怒り始めたやつを軽く流して、俺は足元を見て今度はこっちが驚く。
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