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――アーズリー
朝食のあと、部屋に戻ったおれは床を見下ろす。
実際不便ではあるんだよな。
縦横無尽に走るコードは一瞬どれがどのコードかわからないときもある。
それに引っ掛からないとは言ったが、実を言えばうっかりやってしまうことも。
「ようはバレなければいいのだしな」
ついつい考え込んしまっていると、どうでもいいことまで思い出してしまう。
それで馬鹿らしくなったおれは、そう呟いて頭を振って誤魔化すことにした。
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