Removal.Ⅱ-4

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――ロッサ なにやってんの、私!馬鹿じゃん! アーズリーを追い出し、他言無用の言質を取った私は扉に背を預け蹲まる。 普段はあまりそういうのを表に出さないので知られていないが、高価な物より可愛い物が好きなのだ。 とくにぬいぐるみには目がない。 そうか、一緒にいると知られる率が高くなるわよね。 今になって私はそんなリスクに気がつく。 でももうなかったことにはできないので、とにかくこの先秘密を守り通すと決心するのであった。
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