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やがてパーティーがお開きとなり、ロッサは上手くドロムに取り入ることができたらしくやつの車に乗り込んだ。
それをロッサのもつ発信機を頼りに追い、奴の所有するマンションの一つに到着する。
車を隠し、手下と別れた俺とアーズリーはそのマンションの屋上に向かう。
「どうだF、見えるか」
『はい、大丈夫です。ですが姐さんからの合図は……あ、ありました！
アニキ達の真下、最上階の部屋です』
「了解。だとさ、行くぜ」
インカムに問えば、声とともにマンションの向かいのビルの窓から、手下が手を振るのが見える。
そうやっているとロッサから合図があったらしく、Fが口早に告げるのを聞いて、隣のアーズリーを見る。
それにアーズリーが頷いたところで、俺らは柵にかけたロープを伝って下へ降りる。
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