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「ん、だからそれであいつ止めてくんね」
「は、嫌だぞ!そんなことしたら……というかお前がやれ」
「俺はドロムをなんとかするから。それにこの責任は俺がとる。だから頼まれてくれ」
首を傾げているアーズリーに言えば、即時に拒否される。
俺だって女に、ましてや仲間に手をあげるなんてしたくもないし、指示するのだって嫌だ。
ましてやあのロッサだ。バレたあとが恐ろしいのもわかる。
でも今はそう言っている時間はないから俺はなんとか説得する。
それに渋々と頷いたので俺らは行動に移す。
数十分後、ドロムを縛り上げて部屋に放置し、気絶したロッサを抱え部屋を出る。
そして下で待機していた手下達と合流し、パトカーと入れ違いでその場を去るのであった。
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