Fragment.Ⅰ

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さらに緻密に計算された計画、また時には思いもよらない強行な手段、さらに人を惑わす容姿で翻弄し盗みを働くソーニョ。 その手口に失敗という言葉はない。 そのソーニョが狙うのはただの金目のものではなく、悪党が汚い手を使って手に入れた品ばかり。 それで、盗んだ物は必ず正当な持ち主、あるいは警察に届けられる。 そんなソーニョは今夜も月下で警官との追いかけっこを繰り広げる。 しかしいつもあと少しというところで、ソーニョは笑みを振りまいて闇に消えて逃げていく。
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