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裏口から忍び込んだ俺達は各階ごとにいる見張りを潰しながら、上へと登っていく。
三階にたどり着いたところで、明かりの漏れた部屋を見つけた。
その手前には下の階より強そうな奴らが立ちはだかっている。
「どうしますかアニキ」
「どうもこうも倒すのみだ。ただ中の奴らに気づかれたくないからな」
階段にしゃがみこんで俺達は頭を寄せる。
近づいて殴り倒せば早いのだが、気付かれたら元も子もない。
というわけで、あちらさんから出向いてもらうことにする。
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