268人が本棚に入れています
本棚に追加
一度二階へ戻った俺達は、ちょっとした作業をした後そっと闇へ身を潜める。
待つこと数分。
二つの足音が階段を降りてくる。
敵に扮したEsの誘いに上手くのってくれたようだ。
「おい、どうし……?!なんだ、これは、っは!」
そうしてさっきまでドアの前にいた男たちが、降りてきてそうそう気絶し積まれた男どもの山に目を奪われている背後から殴りつける。
「あとは俺一人で十分だから、お前は先に出てアズ達と合流、そのまま待機しててくれ」
新たにそいつ等を山に追加した俺はFにそう言って、三階へ向かう。
そして奴らを下へおびき寄せさせたEsにも同じことを告げて交代し、俺はドアのそばに張り付く。
最初のコメントを投稿しよう!