EP.2 修行

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「あら」 源銅の首筋に絡み付く 「他にはどんな意味があるのかしら?是非教えてもらいたいわね」 「な、なんでもございません!」 マリアがイワンに耳打ちする 「(源銅さんって沙夜さんに弱いんだね)」 「(みたいだな、源銅もそれの修業したほうがいいかも)」 しかし、二人は狗族 耳はいいのだ 「(イワン、後でオボエトケヨ)」 殺気をガチガチに飛ばす源銅 「!」 途端に冷や汗ダラダラのイワン 「?、どうしたの?」 「イヤ、ナンデモナイヨ」 「…明らかに不自然なんだけど」 「気にしたら負けよ、マリア」 「…、そうなんだ…、あたし、負けたんだ…」 暗い表情になるマリア なんだかんだいって、仲がいいのだ -1時間後- 「「ごちそうさま~」」 「はい、お粗末様でした~」 「?、なにそれ?」 「ごちそうさまと同じような意味よ。作った側が、食べて貰った相手に感謝するの」 「(´・∀・`)ヘー、そうなんだ」 マリアはフムフム頷く 「あ、そうだ。源銅、この後俺らどうすんの?」 「あ~、そうだな」 沙夜をちらっと見る 「沙夜、コイツの内功が見たいんだが」 「無理よ。私狗族のしか[見えない]もの」 「ん~、そりゃあしかたねぇな」 「?、なんの話?」 「ん、なんの話って、そりゃあ」 頭をボリボリと書いて、ニッ、と笑う 「お前に教える事が無くなったって話」 「… え?」 意味がわかりません、という顔のイワン 「だからひたすら武器を出し続けろ。それがこれからの修業だ」 「…、本気?」 「当然。たまに相手すっから、それで勘忍(かんにん)してくれ」 「…、わぁったよ」 修業、一日で終了しますた
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