ペンと消しゴム

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私は五年間高校の教師をやっている。歳は29歳。 今は担任と国語の教師をやっている。 彼の生徒の殆どが不良である。 授業中にゲームやマンガ、あげくにはキャッチボールをするぐらいまで荒れている。 そんな日が何日も何日も続く。 そんなある日の夜、帰りながら黒のペンと消しゴムがもう無い事に気付き、近くの文房具屋に行こうとするがもう9時なので明日コンビニで買うかと思っていたらまだシャッターが閉まってない古ぼけた文房具店があった。 彼は店の中に入ると中は思っていたよりも綺麗であり少し驚いた。 品々を見ていてやっとペンと消しゴムを見つけた。 そこには 「どんな紙でも必ずかけます」と「どんなものも必ず消します」 と書いてある。 彼はそこにあるペンと消しゴムを手にとりレジにいった。 レジには75~80ぐらいの爺さんがいた。 「二つで2000円じゃ」 彼は驚いた。たかがペンと消しゴムで2000円だからである。 「ふざけるな!たかがペンと消しゴムだぞ!」 「この二つはそこらのペンと消しゴムとは違うぞ どんな紙にも書けるペンとどんなものも消せる消しゴムだからの。」 彼は財布をみると二万円入ってあり、まぁ2000円ならと思い買った。 このあとどうなるか知らずに……
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