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洗髪
髪を洗っている時に背後に視線を感じる。
こんな時、本当は背後ではなく真上に居るとかネットで見た。
余裕なフリをして鼻歌を歌うが、内心ビビっている。
怖いもんは怖い。
自分に正直なのは良い事だ。
……―――ピチョ……ン…。
おおう!驚いた。天井から水滴が落ちてきたのか。
……ふー…、ふー…、落ち着け。落ち着け自分。
あとは流すだけじゃないか。
くそッ。泡が目に入って痛い。こんな時に限って蛇口に一発で手が置けない。
……―――ピチョ……ン…。
………やけに水滴が落ちてくるな。
しかも何だかザラザラヌルヌルしている。
なんだコレ?水滴か?
うわ、血じゃないかッ!
……―――ピチョ……ン…。
………怖い。上を向くのが怖い。でも、上を向かないと大変な事になる気がする。
……―――ピチョ……ン…。
……―――ピチョ……ン…。
……―――ピチョ……ン…。
ええい!ままよ!なるようになれッ!
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
鏡の端に生首を持った髪の長い女がうつっていた事よりも、俺は彼女居ない歴と年齢がイコールになる自分の顔を見て心底恐怖した。
―――
聞いてください。喪男の皆さん。今日、俺の家に産まれて初めて女性が来てくれました。
ちょっと、暗い雰囲気ある女性ですが、ヤンデレブームが有った昨今、よく見たら可愛い気がしなくも有りません。
―――
おまw一応おめでとう。良かったな。もう二度と出逢いが無いかもしれん。逃がすなよ。
―――
このスレを卒業する奴が出たのか。全力で祝ってやる!幸せになりやがれ!
―――
はやまるな!で、結婚式はいつでつか?予定空けとく。
―――
皆さんありがとうございます。もちろん彼女を逃すつもりは毛頭ございませんw
死ぬ迄添い遂げる覚悟どころか、あの世でも愛し続ける覚悟でございますwww
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祝ってやる 。oο○。
。◆o*☆∂o。
`∧∧ /◎∂★o★◎
(゚Д゚/ ☆σoα*ρ☆
| つ′ ゚●*◇O∂★゚
☆――――σ∂*☆゚
し`J
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