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「もっとも、俺が誓ったのはSEAF軍旗と日の丸だけどな」
小さく笑うと起き上がった。
「私、どうすればいいのかな?」
「戦うしかない」
「もっと気の利いた言葉は無いの?女の子が寄り付かなくなるわよ」
「でも、メルトは側にいてくれるんだろ?」
「か、勘違いしないで!私は……ただの僚機よ」
「ともあれ、メルトには天才的な才能がある。それは皆が認めている。メルトの力で、たくさんの人が救えるはずだ」
「どうして……どうしてツカサはそんなに悠然としていられるの?」
「俺が天才だから」
ツカサは大きく笑った。
「もぅ!」
メルトはツカサの肩を叩いた。しかし顔は笑っていた。
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