第8章 ふたたびソラへ

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「もっとも、俺が誓ったのはSEAF軍旗と日の丸だけどな」 小さく笑うと起き上がった。 「私、どうすればいいのかな?」 「戦うしかない」 「もっと気の利いた言葉は無いの?女の子が寄り付かなくなるわよ」 「でも、メルトは側にいてくれるんだろ?」 「か、勘違いしないで!私は……ただの僚機よ」 「ともあれ、メルトには天才的な才能がある。それは皆が認めている。メルトの力で、たくさんの人が救えるはずだ」 「どうして……どうしてツカサはそんなに悠然としていられるの?」 「俺が天才だから」 ツカサは大きく笑った。 「もぅ!」 メルトはツカサの肩を叩いた。しかし顔は笑っていた。
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