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ツカサは格納庫の愛機に乗り込んだ。
周りのバルキリーと一回り大きな機体には、すでに新型のミサイルが積み込まれていた。
「おぉい、ツカサ!」
中島が呼んだ。
「はい」
「ミサイルは12発だ。同時に複数の目標への捕捉、攻撃ができる。今までとは勝手が違う。そこんとこ、よく理解しておけよ」
「イエス、サー、主任。この機体、無傷で返しますよ」
「おう、頼んだぜ」
機体は牽引されてエレベーターに載せられると、甲板に上げられた。
夜空は戦前の頃と同じ星座が瞬き、平和な静けさがあった。
甲板にはスカル第一小隊がいた。
この小隊、隊長のロイが行方不明なため、2番機、ダン・サージが隊長代理を務めている。
ダンはなかなかの熱血的な男だという噂を聞いていた。
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