第8章 ふたたびソラへ

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「こちらCIC。ティムワン、聞こえるか」 「こちらティムワン、感度良好。どうして第1が発艦していないんだ?」 「本作戦は貴機がステルスで先行して敵部隊へ奇襲をかける。まずはティム小隊から発艦せよ」 「またその作戦か」 「これがわが軍のアドバンテージだ。貴隊は護衛機を引きつけろ。敵攻撃部隊はスカル部隊が行う。……カタパルトの準備が出来た。発艦に備えよ」 ツカサの機体の前輪とカタパルトが連結された。 下からは蒸気が白い煙を上げている。隣のカタパルトではメルトのVF-0が待機している。 「バリア展開完了。ティムワン、いつでも大丈夫だ」 甲板作業員から通信が入った。
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