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「ヨシ!これで2機目」
「ちょっと、今のは私の助けもあったでしょ」
「わかったよ。俺の戦果は1,5機だ。それでいいか?」
「ええ」
メルトの嬉しそうな声が届いた。
そこまでこだわるものなのだろうか。
「こちらスカルツー。敵機を目視した。護衛機3がこちらへ来ている。スリー、フォー、ファイブ、迎撃に当たれ。俺は攻撃機を撃つ」
ダンは降下気味に敵機を回避すると、フルスロットルで敵攻撃隊へ直進した。
スカル小隊は戦闘を開始した。
「ずいぶん派手だな。……敵機がひとつ足りないぞ」
ツカサは首を上下左右に振って敵機を探した。
その時、後方を飛ぶメルトの上空にエンジンのきらめきを見つけた。しかしレーダーに反応は無い。
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