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「俺を殴って戦争に勝てるなら、いくらでも殴れ。だが、敵は俺じゃない。分離主義者どもだ。こんなところで仲間割れをしていてどうする!」
「全くその通りだ、少尉」
歳を重ねた声が室内に響いた。
ツカサとメルトが今入ってきた入り口にシェパードが立っていた。
5人全員が同時に敬礼した。
ダンも慌てて起き上がって敬礼した。若干頭はふらついていた。
「諸君、席に着きたまえ」
落ち着き払った言葉は、一斉に6人をイスに座らせた。
正面に立ったシェパードは口を開いた。
「結果報告の前に良い知らせと悪い知らせがある……」
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