最終章 決戦、機械の鳥と原始文化<プロトカルチャー>の鳥

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「AFOSからの攻撃だ。……アスカから全軍へ。これより、オペレーション・イコノクラスムを発動する。これ以上AFOSが暴れれば、人類の存亡に関わる。ただちにAFOSを殲滅せよ」 「一体、どうやって倒せって言うんだよ……」 そう言って鳥の人を睨んだ。 「ねぇ、ツカサ。何か策は無いの?」 「とりあえず、前線を押し上げる。味方機はほぼゼロだが敵も少ない。畳み掛けることも必要だ」 「わ、わかった」 2機はフルスロットルで前線へ向かった。 「敵機4。右だ」 前線に近づいた時、レーダーに反応があった。 「私に任せて」 E型機から発射された3発は瞬時に3機を落とした。 残る1機は爆風で姿勢を崩した。ツカサはその機体を捕捉、2発のミサイルを発射した。その結果は見なくても分かった。
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