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直の透き通る肌の白さ。
艶やかな髪。
どれもが秋山には愛しくて。
「秋山さん、背中流しっこ
しましょう!」
はしゃぐ直をみて微笑む。
「秋山さんあんまり笑わないですよねぇ…」
「そうか…?…って君!のぼせてない?!」
「らいじょうぶれす…」
あきらかにのぼせている直を
抱えて、秋山は風呂を出た。
「すみません…私…長風呂駄目なんです」
「なら言ってくれよ。俺は長風呂派なんだから」
「いいんですよ」
「?」
秋山さんと長い時間一緒に
過ごしたかったんです。
それを聞いた秋山は顔を紅くして
「俺もだよ」
熱いけど甘いひとときを。
(まぁ風呂で何かあったわけじゃないんですけどね)
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