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少し驚いた。
三年間ずっと想ってきた人が転校先の学校にいて、しかも同じクラスの隣の席になるなんて…。
でも私の事は覚えてないみたいだった。
「少し残念…。」
「何が残念なんだ?」
思わず声に出してしまった。
「ななな、何でないの!」
「そうか。」
そうだ!!お弁当一緒に食べたりして、一緒に居たら思い出してくれるかな?
よし!!誘ってみよう!!
そうと決まればさっそく!!善は急げっ!!って言うしね!!
「あの…。」
「ん?何だ?」
「もしよかったらお昼は私と一緒に食べない?」
「う~ん…。」
もしかして断られちゃちゃう!?
「グズッ…やっぱり駄目?」
私は無意識に涙目+上目使いになっていた。
「分かったよ。一緒に食うか。」
「やった!!」
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