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今、俺はSHRが終わり、教科書を鞄に入れている鶴羽 雫を待っている。
あんな可愛い娘と知り合いだったなんて少し驚いている。
三年前?公園?あにかあったっけ?
わからん。
あれこれ考えてると準備が終わったらしく、
「夢幸くん早く帰ろ?」
と可愛い声が聞こえてきた。
俺から誘ったし断るわけにもいかないので、
「ああ。なぁ鶴羽?」
「…。」
「おい、どうした?」
「…って…んで…。」
鶴羽が俯いてボソボソ言ってる。
いきなりどうしたんだろ?
「へっ?」
「雫って呼んで!!」
鶴…雫は俯いていたがすぐその理由がわかった。
顔が遠くから見ても分かるくらい真っ赤だったのだ。
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