鶴の想い

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私、鶴羽雫はベットに寝転がっていた。 手には私と彼が偶然一緒に写った写真がある。 私が彼を好きになったのは三年前の―― ― ―― ――― ―――― ――――― ―――――― 「今日も遅くなっちゃったな~。」 今、塾が終わり、帰宅してる途中だよ。 さっきから誰かがついて来てるような気がするけど気のせいだよね。 「あ!こんな所に公園があったんだ!」 少し気になった私はその公園に入ってみた。 公園にベンチがあったので座っていると、 「今、暇?」 いきなり中年の男が後ろから私の腕を掴んできた。 気持ち悪いよー…。 「離して下さい!」 私は男の手を振り払い、公園の入口に向かって走り出した。 「!!」
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