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入口にはさっきの男の仲間だと思われる男が立っていた。
手には外灯の光が反射して光っている物がある。
何だろうか?
すぐにこの疑問は解決した。
刃渡り10㎝くらいのナイフだった。
さっき私の腕を掴んできた男が背後に来ていた。
しまった!挟まれた!
ドンッバンッ
うぅ…。痛い…。
私は男達に殴られ、すぐに倒れてしまった。
殴られて、朦朧とする意識の中、ナイフを持った男がナイフを私目掛けて振り下ろしてくるのが見えた。
「ははは、恨むなら自分の不運を恨むんだな!」
゛もう駄目だ……゛
私は諦めて、目を閉じた。
「…………あれ?」
いつまで経っても刺された傷みはこない。
不思議に思った私はゆっくりと目を開けた。
目の前には倒れたさっきの変態男達と…
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