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白い世界
白く閉ざさるた
静寂に
慣れた君はもう
壊れてしまいそうで
何を欲しがって
ここまで
歩いてきたのかも
忘れてしまいそうで
見えない明日を
見ようともしない
日々にはもう
答えは
ない
気がして
眠りから覚めない
君を腕に抱いたままで
破壊の旋律を
少し驚いて目覚める
耳元に確信に満ちた
唄声で
長く引きずった
重すぎる沈黙さえ
吐き捨てるように
遠くで光る
あの景色を目指そう
もう迷わないで
耳を突き刺す
ノイズに
身を委ねよう
至福の世界へ
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