~第2話~

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起きたそうそうだが俺は悩んでいる。だって今日は休み。 ・ゼロ 『さて……今日は何をしようかな……特に予定もないし』 ・ネーナ 『レイ様やリア様と遊びには行かれないのですか?』 ・ゼロ 『寒いから家から出たくない』 ・ミア 『冬だからにゃ。寒くて当たり前なのにゃ』 コタツの中から声がする。ミアはやはり猫だな。 ・ゼロ 『……カノンどこに行った?』 さっきまで居たんだが…… 部屋に行ったのか? ・カノン 『居ます!ここに居ます』 またコタツの中から声が…… ・ゼロ 『寒がり共!!少しはネーナの手伝いをしたらどうだ?』 ・ミア 『用があれば呼ばれるにゃ。今は待機中にゃ……』 ・カノン 『私も待機中……』 働け……メイド共…… そんなことを思いながらもやはり冬は寒い。特に朝は地獄だ。 だから俺もコタツに入るしかないのだが…… ミア、カノン邪魔だよ。 足が窮屈だ。 仕方ない……自分の周りに暖かい空気を創り続けよう。 ・ゼロ 『………ん?』 気がつくとネーナが横に。 寒いのか? ・ネーナ 『・・・』 俺はそっと抱き寄せた。 ……一切抵抗はしない様子からやはり寒いのかな?
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