~第2話~

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10時くらいになった時、誰か来た。インターホンを連打してくるから多分リアだろう。 ・ゼロ 『カノン、出てくれ。多分リアだから』 ・カノン 『はぁ~い』 カノンはゆっくり玄関に向かって行った。 そしてカノンと一緒に戻ってきたのはもちろんリアだった。 ・リア 『なんだ。起きてるのか。寒いから寝てると思った』 ・ゼロ 『昼メシ食ったら寝るかもな。で?何しに来た?』 ・リア 『遊びに。てかカノンちゃんを見に。元々私のメイドだったんだから見に来ても文句はないよね?』 ・ゼロ 『……勝手にどうぞ』 リアのやつ。ただヒマなだけだろう…… とはいえヒマだなぁ…… ・リア 『ねぇ、ゼロ!!』 ・ゼロ 『何?寒いから外に遊びには行かないぞ』 ・リア 『違うよ。やっぱりメイドさん欲しい』 ・ゼロ 『カノンを連れて行けよ』 ・リア 『カノンちゃん、言うこと聞かないし。私の命令を聞くメイドさんが欲しいの』 面倒だな…… ・ゼロ 『レイに頼めばメイドくらいはもらえるから』 ・リア 『意地悪しないでよ』 ・ゼロ 『意地悪も何も約束とかしてないし、てか人を創ったら疲れるんだよ』 ・リア 『……そうだ!!』 なんか嫌な予感が……
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