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10時くらいになった時、誰か来た。インターホンを連打してくるから多分リアだろう。
・ゼロ
『カノン、出てくれ。多分リアだから』
・カノン
『はぁ~い』
カノンはゆっくり玄関に向かって行った。
そしてカノンと一緒に戻ってきたのはもちろんリアだった。
・リア
『なんだ。起きてるのか。寒いから寝てると思った』
・ゼロ
『昼メシ食ったら寝るかもな。で?何しに来た?』
・リア
『遊びに。てかカノンちゃんを見に。元々私のメイドだったんだから見に来ても文句はないよね?』
・ゼロ
『……勝手にどうぞ』
リアのやつ。ただヒマなだけだろう……
とはいえヒマだなぁ……
・リア
『ねぇ、ゼロ!!』
・ゼロ
『何?寒いから外に遊びには行かないぞ』
・リア
『違うよ。やっぱりメイドさん欲しい』
・ゼロ
『カノンを連れて行けよ』
・リア
『カノンちゃん、言うこと聞かないし。私の命令を聞くメイドさんが欲しいの』
面倒だな……
・ゼロ
『レイに頼めばメイドくらいはもらえるから』
・リア
『意地悪しないでよ』
・ゼロ
『意地悪も何も約束とかしてないし、てか人を創ったら疲れるんだよ』
・リア
『……そうだ!!』
なんか嫌な予感が……
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