現実

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ある日、リョウさんとマサカズと一緒に飲みに行った。 他愛のない話で盛り上がった。 猛が会社で専務と言う立場になっても二人との関係は変わらなかった。 マサカズの一言からその会話は始まった。 マサカズ:「猛・・・ 親方、最近どない思う?」 猛:「はあ!? どないてどないやねん?」 マサカズ:「お前、何も感じへんか?」 猛:「何もて・・・ 意識して接してへんし・・ お前の言うてる意味が分からんわ・・・」 マサカズ:「ならええんやけど・・・」 猛:「何やねん?」 マサカズ:「俺の考えすぎやったら、それが一番やわ」 兵頭:「マサカズ・・・・・ 親方がどっか体調悪いんやないか? おまえ、そう心配してるんやないんか?」
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