現実

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猛:「・・・・・はい」 誰にも言うつもりなんかない・・・ そんな事に興味ない。 それより、ホンマの事が知りたかった。 親方:「ワシはお前を信じてる。 お前はワシの息子や。 ワシはそう思ってる やから、この会社をお前に任せたいて思ってる まだまだ、ワシが元気な内は一緒に頑張ろうて思ってた・・・」 猛:「・・・・・・・・」 (くそっ 何で過去形なんや・・・) 親方:「ここ半年、身体がしんどくてな? 何をするにもダルさが残ってまうねや・・・・ 酒も食欲も沸かんねや・・ 自分の身体は自分で分かる言うけどな? 時折襲う痛みもあい混ざりな~ 普通やないな・・・ て思ってたよ」 猛:「病院は? 先生は何て言うてるんすか!!」 親方:「先週、病院に行ったよ。 先生にな? 何でもっとはよう来てくれんかったんや!! 大分前から痛みあったはずや!! て言われたわ(笑)」 猛:「笑ってる場合やないわっっ!! 何でなんや!! 何でもっとはよ病院に行かんかったんや!!!!」
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