現実

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(ここはどこや・・・) (えらい暗い所に来てしもたんやな・・・) (あれ?俺何しにこんなとこに来たんや??) 猛は暗い場所を四方確認しながら歩いていた。 ふと、前を向いた時、小さな光が目に飛び込んできた。 (何やろう・・あの光は?) 【ここ】に来た目的も何も思い出せない現状やった為、取りあえずその光目指して歩を進めた。 しばらく歩いていくと、次第にその光は大きく輝き出した。 (眩しいな・・あの先に何があるんやろう?) そんな事を考えながら、【それ】を目指して歩いた。 (ん? 誰か居る・・ 誰やろう??) 光の先に誰かが立っていた。 近づくに連れて、鮮明になってくる・・・。 そこに立つ人は、女性であった。 猛:「誰や、あんた?」 女:「猛・・久しぶり」 猛:「ん??」 (眩しいわ・・顔が見えんやないか・・)
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