3402人が本棚に入れています
本棚に追加
まともな状態でも大変な事態であった。
それだけ、親方の存在は大きかった。
猛だけではなく、親方を慕う皆にとってもその存在は大きかった。
その意思を受け継ぐ事は生半可な決意では通用しない事やと改めて気を引き締めた。
そんな決意の元、兵頭が言葉を続けた。
兵頭:「話変わるんやけど、マサカズやねんけど・・・」
猛:「マサカズがどうかしたんすか?」
兵頭:「いや・・・
ちょっとな?
詳しい事は分からんねやけど、警察に捕まってるらしいんや・・・」
猛:「警察に!?」
兵頭:「・・・・ああ。
詳細は調べれんかったんやけどな・・・・」
猛:「もしかして、唐木の件で捕まってるんか?」
兵頭:「それは分からんけどな・・・?
やけど、それしか考えられんしな」
猛:「どっちゃにしても、あいつも親方と別れを告げれんままは納得でけんやろうしな?」
兵頭:「そらそうやな・・・」
猛:「リョウさん悪いけど、詳細調べてくれんか?
俺も香取さんに連絡取って見るわ」
兵頭:「分かった・・・」
最初のコメントを投稿しよう!