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兵頭:「猛と出会って、自分が狭い世界で生きてるんやなって痛感しましたよ・・・」
寺崎:「狭い・・・世界・・・か。
俺から言わせれば、お前は狭い世界なんかで生きてなかったと思うんやけどな~」
兵頭:「猛と親方には、今の自分が何の屁のツッパリにもならんて、思い知らされました」
寺崎:「ええ出会いをしたんやな・・・・
お前がそんな生き生きとした眼して話してくるとはな・・・」
兵頭:「こんな俺でも、変われるって、今まで迷惑かけてきた人達に伝えれればって思います・・・」
寺崎:「ほうか・・・」
しばらく寺崎と会話をしていると、先ほど香取が姿を消した方向から、マサカズが姿を現した。
兵頭:「マサカズ!!」
マサカズ:「兵頭さん・・・」
兵頭:「お前どないしたんや?」
マサカズ:「どないもこないもないですよ・・・
俺、何もしてへんのに警察に連れて行かれて・・・
何言うても、聞いてもくれへんのですわ・・・
ここはいつ来ても好かんけど、今回の件で、更に嫌になりましたわ」
兵頭:「濡れ衣って奴か・・・」
マサカズ:「挙句の果てには、唐木と共犯で、猛を狙ったんやないかって話にもなりましてね・・・・」
兵頭:「なんじゃそりゃ・・・
そんな事ありえへんやん」
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