別れ

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マサカズ:「そうっすよ! そんなんあり得へんって何度も言うてるのに、聞く耳ない態度取りやがって」 兵頭:「汚い事やりよるな・・・ お前、何か恨み買うような事言うたんやないんか?」 マサカズ:「それは否定しませんけど・・・ それとこれは関係ないやないですか!」 兵頭:「・・・・・」 分かってる事やと納得しながらも、返す言葉がなかった。 兵頭が沈黙になったタイミングで隣にいた寺崎が口を開いた。 寺崎:「お前が仕事の邪魔をしたんやったら、それは仕方ない事やぞ?」 マサカズ:「あんた誰っすか? 俺は別に邪魔なんてしてへんわ!」 兵頭:「マサカズやめや。 この人に逆らったらあかん。 面倒臭いから・・・・」 寺崎:「ハッハッハッハッハ リョウ!! お前くらいやな~俺の事褒めてくれるんわ!」 兵頭:「別に褒めてませんから・・・」 マサカズ:「・・・・・・」 マサカズは兵頭の態度を見て、一瞬で殺気を押し殺した。 兵頭:「そんな事は後でええんや・・・」 マサカズ:「・・・・・」 (そんな事て・・・) マサカズはそう思いながらも、兵頭の表情からただならぬ雰囲気を感じ取り、言葉を伏せていた。
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