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ﾏｻｶｽﾞと会話をしている最中、猛の携帯が鳴り響いた。
携帯を覗き込み、小声で呟く
猛：「香取さんや･･･
香取さん･･先程は助かりましたわ。
無事戻ってこれました」
香取：「そんなんはどうでもええ！！」
香取が声を荒げて、猛の言葉をかき消した。
猛：「香取さん？」
香取：「どういうこっちゃ！！
山川が死んだてどういうこっちゃねん！！」
猛：「･････すんません」
香取：「俺は謝って欲しいて電話したんやない！！
なんですぐに教えてくれんかったんや！！」
猛：「それを親方が望んでへんかったからです･･･」
香取：「山川が望んでへん！？
意味が分からんわ！！」
猛：「自分の報告よりまず、優先せなあかん事があるやろうって･･･
親方なら間違いなくそうしたと思います
生意気な事言うてすんません」
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