◇はじまりとおわり◇
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体が震え、耐えるように目を閉じた。 「ごめん…」 そう言って彼は屋上から去ってしまったのが扉の音でわかった。 付き合って一年目の今日、終わりを告げられた。 ねぇ、待ってよ 僕まだ何にも納得してないよ 勝手にいなくならないでよ 僕は…… 捨てられた…… .
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