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白馬から別れを切り出されてからもう少しで3ヶ月。
暑い季節はあっという間にすぎさり、街路樹が紅色や黄色になってきた。
相変わらず僕は一人で毎日をただ、無気力に過ごしていた。
あの日、熱を出していた日の出来事はやっぱり夢だったみたい。
白馬は…兄と仲良く過ごす、そんな姿を毎日のように見ていた。
ううん、本当は見せつけられていたのかもしれない……。
それに最初に気付いたのはあの日だった……。
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