生ける死体-ゾンビ-

作戦

『結構いるんですね…』

『あぁ…人の名前なんてゆっくり覚えればいいさ
それより…部屋の事だが…悪いが浅野と一緒の部屋になると思うが…辛抱してくれよ』

桐谷さんは書類を見ながら言う
覗いてみると､部屋割などが書かれていた

『部屋…??…浅野さんと…??』

『ちょっ!?桐谷さん!?麻衣さんは女の子なんですよ!?』

『部屋開いてねぇんだから仕方ねぇだろ
それにお前が女に手ぇ出すはずがねぇしな』

ようやく理解出来た…
桐谷さんが言うには１部屋２人で入っているらしいが､警備隊の部屋が残り１つしかなく､そこ以外の部屋は埋まっているらしい…

『麻衣!それでも良いよな!?』

『えっ…あ…浅野さんが良いなら…』

桐谷さんの気迫に押され､承諾する

『ぼ…僕も麻衣さんが良いなら…』

浅野さんも顔を真っ赤にしながら承諾した
そうしているうちに2階に着いたようだ

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