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ティアナ「そ…そう……で?リクが寝坊したって訳ね」
リク「そーなんだよティアー!!💦
誰かさんが起こしてくれないからさー💦」
ティアナは今のリクの行動を見て、呆れたように言った
ティアナ「あんたが起こす役でしょ?
そのためにトッシュの部屋に泊まったんじゃなかったっけ?」
リク「そりゃそーだけど、先に起きたんなら起こしてくれても…よっと」
リクがようやく支度を終えた
リク「ふぅ、終わった
お待たせ~っ!」
トッシュ「よーし、そんじゃ行くかっ!!」
トッシュが元気よく叫ぶ
ティアナ「…遊びに行く訳でもないのに、何でこう楽しそうなんだか…💧」
リク「なぁ…?」
ティアナとリクは、そんなトッシュに呆れ顔になった
そんなこんなで3人は孤児院を後にした
外には港町独特の潮の香りが鼻をくすぐる
トッシュ「あっそーだ、ディムは?」
ティアナ「あたしの家じゃないかな?
出発前に父さんが家に来いって言ってたし」
リク「ラキル町長が?」
そんな話をしながら歩いてたら…
?「おーい、お前達ー!」
1人の青年がトッシュ達の所へやって来た
トッシュ「ん?」
リク「ジェイルの兄貴!」
ティアナ「ジェイル、おはよう!」
ジェイル「ああ、おはよう!」
彼はジェイル、自警団の若きリーダーだ
武術…主に剣に長け、トッシュ達から兄貴と慕われている
ジェイル「いよいよだな~準備に抜かりはないか?
よく確かめろよ?」
トッシュ「大袈裟だなぁ~
ちょっと『東の荒野』に行って帰って来るだけじゃねぇか」
ティアナ「…モケモケを退治しながら…だけどね…💧」
リク「ジェイルの兄貴が来なかったら、オレ行かねーかもしれない」
ジェイル「おいおい…💧オレはお前達の成長を見る為に、ついて行くんだ
あんまりアテにするなよ?」
トッシュ「そいつはやってみねーとわからねぇな」
トッシュが笑いながら言った
これは彼の口癖
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