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あぁ、どうして俺はあの時アイツを突き放さなかったんだろう。
あの時に、関わりを絶っていたらこんな事にはならなかったのに。
こんな事に…………………
こんな…………………………
っていうか、何でこんな状況に?
現実を受け入れられず、空を見上げていた瞳を下に下ろすと、そこには神レベルのお顔をしたお二方が俺の膝を枕にして眠っていた。
(ど…、どう見ても、帝王様と銀帝様だよな)
何でこんな事に!
いや、落ち着け俺。何で、こうなったか思い出すんだ。
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