日記がくれた日

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僕には夢があった 何もない360度すべてが地平線で囲まれた場所 そこは草原が広がるだけの場所穏やかな風が吹くだけ 音もない 何もない場所 そして僕の夢はこの場所で大の字になり昼寝をする事 暖かい日差しに包まれながら眠り、目を覚ますと夜空一面に広がる星を見る 今にも手に掴めそうで数えきれない無数の星を見つめる そしてまた眠りにつく 次の朝、目が覚めると今度は青く澄んだ空とふわふわ優しい雲のイラストを見て少し微笑む 一度でいいからやってみたい僕のバカらしい夢だ 今の僕は1人部屋のベットでゴロゴロして電気も付けずにテレビを見ている 対して面白くもないのに見ている チャンネルを変えてもただ見ているだけ 対して面白くもないのに 喉が乾くと冷蔵庫に向かいお茶を飲む お腹が空くと昨日買っておいたコンビニのお弁当を食べる そしてベッドに戻るとまたテレビを見る さすがに体がムズムズしてくるので家をでる 特にすることがあるわけではないが街に出る ほしい物はあるのだけど1人暮らしの僕には予算オーバー 見えているのは給料日1週間前のカップラーメンを食べる僕の姿 結局見ているだけの買い物…いや、見物に飽きる こんな退屈で暇で意味があるのかないのかもわからない今を生きている
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