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現実に戻って前を見る。
演台では超真面目そうなおっさんが
あたし達に向かって熱心に話している。
「…―――であります。君達は―――」
長いよハゲ!
辺りを見たけど誰も聞いてない。
前言撤回。
バーコードのおっさんが熱心に聞いてた。
たぶん話してるおっさんの次に偉い人だろう。
てか聞いたとこで何も変わんないと思うのはあたしだけ?
どうせ、あたし達にプレッシャーかける話でしょ?
聞き飽きたっつーの。
馬鹿らしい。何もかも。
あたしは目を閉じ、眠った。
、
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