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学校にて――
「はぁるかー、弁当くれー…」
「まったく…さっきからだらけ過ぎですよ!?」
俺がだらけている理由はただ授業がだるかっただけ。
他になんの理由もない。
「よお!! 俺も入れてくれよ!!」
どこからともなく現れたのは浩介だった。
わざわざ俺たちとメシを食うためだけにこのクラスに来たのか!?
もしかして新しいクラスで上手くいってないんじゃ……
いや、浩介に限ってそれはないか……
「つかお前ら昨日ついに……。 ここまで来るのは長かったなあ……」
勝手に感傷に浸っている浩介。
お前は俺の親かっての!
「あまり大きい声で言うなよ…恥ずかしいだろ…?」
「おっとすまない、悪かった…」
きっと浩介と南に子供ができたら、その子供もきっとハイテションに育つだろうな……
つい想像してしまう俺であった。
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