それはそう遠くも無い昔の話でもない気がしないでもない

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・・・ ・・ ・ じりじりと距離を詰めるマスター 追い詰められる僕 マスターの両手には鋼鉄の串が、 月の光を反射して冷たく光り、 僕の脳内では今までの出来事が 走馬灯のように駆け巡りました。 そして、 マスターは満面の笑みで…… 「アハハハハ🎵今日はカラスの焼鳥だ~」 シュンッ!シュンッ!シュンッ! 「カァァアァァァアアア!!!!!!」 鉄の串が足元に刺るのとほぼ同時に 僕は気を失いました。 そのあとの記憶はありません。 それ以来、マスターが寝ている時は 極力静かにするようにしています。 だって、死にたくないですから…
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