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瀬田の目付きが変わった。
まるで獲物を睨み殺すかのような鋭い獣のような目だった。
彪貔:『人の話の途中に切り掛かるなんてほんま失礼なやっちゃ!!ドタマかちわったるわ!!』
彪貔が二刀小太刀で襲い掛かる。
彪貔:『あんたの過去も少ししっとるで!忌まわしい事件で家族と地位、居場所、誇りを奪われ今こうして生きとるんやなぁ!!そんな惨めな人生ワイが終わらせたるわ!!』彪貔の小太刀が勢いをつけて地面をえぐった。
瀬田:『喋るか攻撃するかどっちかにしろ。それに貴様に言われるほど荒んだ人生は歩んでおらぬ。』
彪貔:『ほざけ!貴様の人生がどうであれ今ここで終いや!!』
彪貔が小太刀を振りかざす。
瀬田:『小太刀は本来防御の刀、それでなんの策もなしに攻撃に転じるとは愚の骨頂‥‥無謀な攻撃をするとどうなるか身をもって味わえ!!』
彪貔:『!!!!!』
瀬田の刃が彪貔の小太刀をすりぬけて彪貔の体を引き裂く。
彪貔:『く‥‥‥そ‥‥‥‥‥が‥‥。』
瀬田:『貴様など俺の敵ではない‥奴を殺すまで俺はどんな敵をも切って捨てる。』
瀬田は鬼忍に続き彪貔を討ち取った。
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