出会い、君【ユウ】

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最初に会った時から お前は変わった奴 だった。 2年になってすぐ、 俺の席の近くには仲良しの女子2人が座ってた。 しずく「みさ、何飲んでるのよ」 みさ「ミルクティーだよ!おいしいよーっ」 しずく「あんたダイエットするって言ってなかった?」 みさ「ミルクティーダイエット」 しずく「で、体重は?」 みさ「+2㌔」 ぶっ‥ 思わず吹き出してしまった。その2人がこっちに視線をやる。 ユウ「あ‥わりィ」 みさ「いいよー、君、名前なんていうの?」 ユウ「ユウ‥成宮ユウ」 しずく「そ、よろしく。ユウ」 しずく「よろしくね!ユウくんっ♪」 ユウくんなんて初めて言われて、なんか胸の奥がむず痒い感じで、 その笑顔に、不覚にもときめいてしまった。 最初に会った時から お前は変わった奴 だった。 でも、 俺は、そういう奴 案外嫌いじゃないよ
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