「正夢」

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やがて バスは、ある家に着き、 僕もそこで降りた。 少し うす暗い家の中、 「女の子」と遊んでいると、 一人の「女性」が こっちに向かって来たが、 何故か僕には その「女性」の 足下しか見る事が出来なかった。 「女の子」は 走って その「女性」にしがみついていた、 僕はなんだか 安心した気持ちになった。 きっと 「女の子」の 母親なのだろう。 …母親ならば!? 僕の妻‥ あわてて振り向いたが、 僕には 足下しか見る事が 出来ないのだ。 この「女性」は 誰なんだろう‥ この家は どこなんだろう‥
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