陸伯言と邱聖光

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ここは呉の国… 海に囲まれ、水軍が強く、治めるのはかの有名な孫子の末裔孫堅の子、孫策… 小覇王として呉国に君臨する彼は、次の標的を荊州の劉表に定め、着々と軍事力を増強させていた… そんな孫策の事などは関係の無い民草、彼はその一人であった。 「んー、今日もいい天気だ…太陽が気持ちいいな…」 ここは呉の首都健業近くの村、海に足を向け、大地に寝転び太陽を見上げる、彼の名は邱聖光。 1日を海に出て漁師として過ごし、街の荒くれ者をまとめる男であった。
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