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その一本道を進むと、大きな門がそびえ立っていた。
立派な門だなあ、見上げるほどに高いなんて。
僕が校門に関心していると、門の裏あたりから正装の青年が出てきた。
「ご入学おめでとうございます。お名前をよろしいですか?」
青年は僕の顔を見るなり、いきなり名前を聞いてきた。
胸元に【STAFF】とかかれたバッチをつけている。
恐らく学園関係者の人だろう。
そう確信した僕は何の躊躇いもなく名乗った。
「8番です」
「何の番号でしょうか」
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