一限目【1年7組】

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その一本道を進むと、大きな門がそびえ立っていた。 立派な門だなあ、見上げるほどに高いなんて。 僕が校門に関心していると、門の裏あたりから正装の青年が出てきた。 「ご入学おめでとうございます。お名前をよろしいですか?」 青年は僕の顔を見るなり、いきなり名前を聞いてきた。 胸元に【STAFF】とかかれたバッチをつけている。 恐らく学園関係者の人だろう。 そう確信した僕は何の躊躇いもなく名乗った。 「8番です」 「何の番号でしょうか」
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