中学校

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中学校に入り 2つの小学校から 中学校へ流れていく、それぞれの思い 入学式の時 突き刺さる 視線の多さに 自分自身 驚きました。 小学二年生の時に 離れた学校の 人間達は 全て 自分を 倒す事に意志表示していました。 小さな小競り合いが続き 自分よりひとまわり 大きな同級生とのタイマンになり 給食置場の前で 何度も投げられましたが 自分のパンチは 何十発も相手の顔面を 確かにとらえ 血を出しているのは 相手の方で 自分は 怪我もなく 先生に止められるまで ひたすら 手を止めませんでした その一件で タイマンを張った人間とは 仲良くなり その後 自分に少しずつ仲間がふえていき 2つの軍団が出来ました。自分は 自分の仲間が とても好きでした。 このまま 時間が止まればいいのにと 思う日が どれだけあった事でしょうか? バイクを盗んだり 他校と喧嘩したり 夜中 学校のプールで 泳いだり 屋上で 訳もなく騒いでみたり… その頃 もう1つの軍団は 三年生とつるみ 自分に 的をかけて来ました。 いつでも 反撃する機会を 仲間達と狙っていました。 その三年生も 卒業を迎え いよいよ 自分達は 全てを飲み込む準備を 進め始めました 向こうは タイマンをさけ いつからか 自分達は 全く もう1つの軍団など意識する事もなく 自分達の方が上だと認識し.また 自分達の居場所を探しはじめてた… そして もう一つの軍団が 他校ともめて 自分達の仲間が巻き込まれ 大怪我をして帰って来ました。 自分は それがとても許せなくて 仲間と二人で その学校に行きましたが その人間達には会う事が出来ず卒業式の日まで会う事が出来ませんでした。 話しは 変わりますが 自分が住んでいた町は とても 団地が多くて よく小さい時は 団地から出てはいけないと よく言われました。 そんな団地も もう30年以上建ち よく壊れないものだと感心するほどです。仲間の何人かはその団地に 住み 過ごしているようです。自分も 育った町に戻り 住みたい気持ちは あります。故郷と言う場所は 大切な所です。今になって わかる事もたくさんあり 故郷に感謝しています。 また 住める事を願いたいものです。
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