ある年のクリスマス

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俺を助けてくれたのは、意外にもあの頼りない俺の部下達だった。 「どうしたんですか、ボス」 「ボス?」 心配そうに覗き込む俺の忠実な部下、オックスとクラウン。 「…あいつらにこの刺繍、馬鹿にされたんだ」 胸にいつもつけている、大事な、あの刺繍を。
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